HIFUを受けるには

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~高密度焦点式超音波治療装置HIFU最新機器の優位点~

現在、東京では東海大学、東京大学、帝京大学、杏林大学、東京医大、日赤医療センター、北里研究所病院、明理会中央病院大和病院等でHIFUは導入されています。最新型のHIFU機器は、照射パターンを改良したことで治療時間を半分に短縮。その分体の負担が減り、麻酔も腰椎麻酔で済みます。また、照射部位を細かく修整しながらの治療が簡単に行えるようになりました。これにより、癌の焼き残しが減り、今後有効率がさらに上昇すると期待されています。内田助教授が東海大八王子病院で治療調整しながら開発治療されしてきました。(内田先生は平成18年4月に教授に昇任されました)専門的になりますが、下記の多くの改良がなされました。

・リニアオーダーの変更
・温度監視機能(TCM)の追加
・セクター照射幅の拡大
・前立腺体積と照射エネルギー量のけいそく
・RIM機能の向上
・セクターイメージ中心位置の表示
・神経血管束(NVB)検出機能

リニアオーダーの変更

旧来は足側から順に照射していましたが、最新のHIFU機器では一照射毎に照射箇所の順番を変え、対局の箇所に照射していきます。このことにより、加熱しすぎにより小実深刻な合併症(尿道直腸瘻(ろう)。尿道と直腸の間に穴があいてしまうこと)などの合併症のリスクが回避できるようになりました。尿道直腸瘻(ろう)はこれまでも1000例に3例のみの発症率でしたが、そのリスクがさらに低減され、より安全な治療となりました。(2010年9月時点)

温度監視機能(TCM:Tissue Change Monitoring)の追加

モニター上で温度表示ができることにより、がんの焼き残しを回避し、過度に加熱することのリスクが低減されました。これにより、さらに安全で制御性の高い治療法となりました。

イエロー、オレンジ、グリーンで温度監視ができます。温度が上昇しなかった部位をもう1,2度焼くことができます。

セクター幅が40%拡大

20cc容積の前立腺は1回でカバーできるようになりました。治療時間の短縮により、患者の身体への負担が軽減されます。

前立腺体積とエネルギー量の計測

前立腺容積が自動的に表示されます。(マーク箇所。現在14ccと表示) 右画面に総合治療熱量と1cc当たりの投与熱量が最後に表示されます。 治療投与熱量の利用の方法【参考】: 治療中に治療パワーなどを尿道周辺やポップコーン現象(100度以上になって起こる現象)表示の部位で変更したり、前立腺尖部周辺でのパワー調節などを行った場合は、カルテに記録を残し治療後の熱量投与を総合と1cc当たりの熱量を記録しておくことで、統計学的に臨床評価の参考にでき、より治療成績をよくすることができる可能性があります。

セクターイメージ中心位置の表示

Version 4 ではセンターマークが表示されるので治療域の設定が大変正確となりました。


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